名古屋で最初のクラフトビール作りたてが飲める場所
夏の暑い日にはビールが飲みたくなる。ただビールがどのようにして作られているか?なんて知らない人は多いし、数あるアルコール類の原料や製法など自分も知らないことの方が多い。この日は午前中から大手ビール工場を見学してビールについて少し学んできた。ビールの色の違いは使う麦の違いだったり、香りはホップに左右されたり、ビール酵母が味の決め手になるなど・・・なるほど奥が深い。工場見学の後にはお目当ての試飲タイムをあり、出来立てのビールを飲むことが出来る。
この日目的は大手ビール工場見学ともう一つ、名古屋初のクラフトビールを作る工場があるというので、そこに行ってみることに。名駅近くの柳橋市場の中にもクラフトビールを飲みながら食事を楽しめる場所があるのだけど、今回は敢えてこちらの工場に行ってみた。
店の雰囲気
最寄駅は鶴舞線・名鉄犬山線の上小田井駅。そしてそこから徒歩15分くらいとかなり遠い。工場見学が出来ないが土曜日・日曜日工場に併設されたTAPROOM(立飲みスペース)がオープンしていて出来立てのクラフトビールを楽しむことができる。先客は1名でスペース内にはカウンターと2、3名が飲めるテーブルがある。早速1杯飲んでみることに。
ちょっと赤味ががった色のビールでアルコール度数は5.4 普段はドライだ赤星だとそういう類のビールしか飲んでいないので、何か神々しい感じがする。このスペースはおつまみなど提供はしていないので、何も注文は出来ないが持ち込みはOKなので、好きなおつまみを持っていくといい。この日は惣菜パンやお菓子を持って行った。続いてのビールは、
黄色味がかってとてもフルーティーな香り。表現としては不二家ネクターのビール版というのが最適かと思う。アルコール度数は7.0と高く、こういう口当たりも良く美味しいお酒というのは気を付けなければいけない。メニューには “New England Double IPA” と書いてあったが、この ”IPA” というのは簡単に言うと「ホップマシマシ」という意味だそう。そしてもう一杯オーダー。
いわゆる黒ビールでアルコール度数は7.6とこの日提供されているビールの中では一番高かった。TAPROOMの店員さんは1名しかいないのだけど、普段はこの工場でビール作りに従事している方でビールについて質問すると何でも教えてくれた。自分みたいな素人の素朴な疑問にも答えてくれた。例えば、ここで注文するとビールの容量は一杯330mlだと教えてくれて、どうして中途半端な数字なの?と質問してみた。
後で調べたら諸説あるけど、日本はアメリカ制の機械や装置を始めに使ったことで355ml寄りになり、半端を無くして350mlにしたのではないかという意見が多かった。他にもパイントという単位もあるけど、ややこしくなるので酒飲みはそういうのは気にしてはいけないと思った。
この日は5名でこのTAPROOMに訪れてわいわいやってしまったけど、もちろんひとり飲みも大丈夫な雰囲気。駅から歩くのが辛いけど、名古屋駅との間を1時間に1本だけ市営バスが運航しているからそれを利用すると良いかも知れない。(最寄バス停は平田中学校前)
そして店内は凄く綺麗でオシャレ。こんな工場地帯にオシャレなスペースがあるなんて誰かを連れていってあげたら喜ぶと思う。少し遠いけどぜひ一度足を運んでみて欲しいと思う。
この店のまとめ
- 土日のみオープン
- 作りたてのクラフトビールが安価に飲める
- 最寄駅から少し遠い
- 名古屋駅からバス1本で行ける
基本情報
- 店名 : Y. MARKET BREWING 名古屋西工場 TAPROOM
- 住所 : 愛知県名古屋市西区木前町64
- 営業時間 : 12:00-18:00 (土日)
- 定休日 : 月曜日-金曜日
- 予算 : 1,500円以下
ギャラリー
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訪問記録(都度書き足していきます)
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