しぼりたての新酒を試飲し買ってその場で飲める蔵開きイベント
日本酒の蔵開き。そういうイベントには今まで一度も行ったことが無かった。長く住んでいた東京に酒蔵は下表のとおり9つしかない。東京23区内には1軒しかなく、殆どは23区外にある。
NO | 銘柄 | 名前 | 住所 |
1 | 澤乃井 | 小澤酒造 | 東京都青梅市沢井2-770 |
2 | 多満自慢 | 石川酒造 | 東京都福生市熊川1 |
3 | 嘉泉 | 田村酒造 | 東京都福生市福生626 |
4 | 喜正 | 野﨑酒造 | 東京都あきる野市戸倉63 |
5 | 千代鶴 | 中村酒造 | 東京都あきる野市牛沼63 |
6 | 桑乃都 | 小澤酒造 | 東京都八王子市八木町2-15 |
7 | 金婚正宗 | 豊島屋酒造 | 東京都東村山市久米川町3-14-10 |
8 | 國府鶴 | 野口酒造 | 東京都府中市宮西町4-2-1 |
9 | 江戸開城 | 東京港醸造 | 東京都港区芝4-7-10 |
これでは馴染みが無いのも理解できるし、蔵開きという言葉もこちらに来てから知った。日本酒が得意でないということもあるけど、今回は友人からここなら名古屋からも近いし一度行ってみてはどうですか?教えてもらい人生初の蔵開きを体験してきた。
イベントの雰囲気
江南市にある勲碧酒造は地産地消を目指し、米造りにこだわっている酒蔵。創業は大正4年で100年以上の歴史がある。名古屋の居酒屋などで、度々目にする銘柄で2-3度は自分も飲んだ事があった。
蔵開きの時は名鉄犬山線の布袋駅から無料シャトルバスが出ていて蔵まで楽に行くことが出来る。自分は石仏という駅から歩いて蔵に向かった。
蔵までの道のりに選んだのは五条川沿い。春には満開の桜とともに花見客でごった返す場所らしい。この時期当然桜は咲いていないが、川沿いの桜並木をみて、春には必ず来て見ようと心に誓った。これから多分日本酒の沢山飲むことになるだろうと思い、コンビニで豆乳を買って飲みながら歩いた。
蔵には開場の30分前に到着してしまい。少し近くの公園で時間をつぶし、改めて10分前に行って見ると、約20人くらいが行列を成していた。始めてきたので要領が分からなかったが、近くの人が受付を済ませるのだよと教えてくれたので終えて行列の最後尾に並ぶ。
受付後には試飲券が貰え、これで新酒3種とおまけでもう1つ飲むことが出来るらしい。
まもなく開場されどっと人が中に流れ込む。中に入ると有料の試飲券が売っていたのでそれも購入し開場内をうろうろして見た。
蔵のそとにはテントが張られ、立飲みスペースの長テーブルが置かれ、既に場所取りが始まっていた。自分はひとりで来ていたので場所とりなどせず、試飲のお酒を貰いに行く。テントの周りにはお酒に合うアテも多く販売されていて、今池の有名な立飲み兼寿司屋の「マグロー」も店を出していた。
無料試飲は混んでいたので、有料試飲から入手。勲碧 上澄み純米大吟醸 限定酒というの頂く。名古屋の居酒屋で良く合うお知り合いが、蔵の手伝いをされていて注いでもらった。
日本酒だけ飲んでいては直ぐに酔っぱらてしまうだろうと、マグローの炙りサーモン寿司も買って、開いていたスペースで飲み食いさせていただく。日曜日朝10時過ぎこれだけ沢山の人が朝から酒を飲み、わいわいやっている姿に少し安心した。以前から名古屋には朝飲み・昼飲み文化が少ないと書いてきたが、こういうところで飲んだりしているのだねと改めて理解した。
そうこうしているうちに、この蔵開きを紹介してくれた友人も、自分のことを気にしてくれて顔を出してくれた。そして蔵開きのことや日本酒のことを色々と教えてもらい・・無料試飲兼券、有料試飲券を着々と使っていく。
続いて 勲碧 大吟醸 斗びんどり 雫酒 これは通常720mlで5,000円するという高級なお酒。しかし味わうこと無く一気に飲みほした。うんっ!美味い!
しかしこの試飲というスタイル。渡されるのは小さな盃ほどのプラカップで一口飲んではまた取りに行くという、ちょっと面倒な感じで飲みながら話したいのに直ぐにお酒が無くなってしまう。と、なるとこうするしかない・・・
お土産で買って帰るはずのものをここで飲む。これでいちいち取りに行く手間が省けた。そしてつまみも追加する。
もうここまでくると単純な飲み会と化す。ここでまた1名知り合いの方が合流し、最初の一本はあっという間に無くなってしまった。
もう一本追加して飲む。この日本酒は開栓するのにコツが入り、一気に開けると吹いてしまうらしいのでこんな感じで少しづつ行うそう。この後も食べ散らかし、飲み散らかして、結局は・・・
も買い込み開栓。完全に飲み会状態となりました。
始めてきた蔵開き。本当は新しい酒の出来を確認したり、お気に入りのものを買って帰ったりするのが、普通なのかもしれないけど、こうやって仲間と一緒に行って日本酒飲みながら楽しい会話をするのは面白かった。勲碧の次回の蔵開きは4月とのことなので、その時は五条川沿いで花見をしつつまた楽しみたいと思う。そして色々なところで行われている蔵開きにも行ってみたいなと思いました。
この店のまとめ
- 無料試飲券で飲んだあとは4号瓶を買った方がいい
- おつまみは沢山あるが、少量なら持ち込んでいいみたい
- 蔵開きの際は布袋駅から無料シャトルバスが運航
基本情報
- 店名 : 勲碧酒造株式会社
- 住所 : 愛知県江南市小折本町柳橋88番地
- 直売所営業時間 : 10:00-19:00
- 定休日 : 月曜日
- 予算 : 3,000円以下
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