老舗の居酒屋で賀茂鶴の熱燗を楽しむ
名古屋に引っ越してきてからもうすぐ1年。おきまりのフレーズだけど今年の1年も本当に早かった。歳を重ねるごとに1年の長さの感覚が早くなってしまうのは誰しも体験済だと思うけど、新しい土地ではそれ以上に感じる。
いまさら感が否めないけど「名古屋城」に行ってきた。土日は観光客が押し寄せ、とても行く気が起きなかったけど、名古屋市民なら一度は行っておかないという思いで訪問。城の中は近代的な作りで天守閣までエレベーターで昇るのは興ざめだったが、武士キャラなんかが城の周りでイベントをやっていてそれなりに楽しかった。
お店の雰囲気
そして、この流れでこちらのお店にもやってきた。「大甚」は名古屋ではあまりにも有名な老舗の居酒屋。土日は飲み歩き観光客で行列が出来て直ぐには入れなかったりするが平日ならすぐに入れる。6人ほど座れるテーブル席がポンポンとあり、基本相席スタイル。
酒は賀茂鶴と瓶ビール・生ビールだけ。ツマミはカウンターに並べているものを自分で持っていくスタイル。最後にお銚子の数や皿の数で勘定をしてくれる
日本酒の銘柄はこれしかない。樽酒のそばにはお母さんが立っていて常に熱燗やぬる燗を作っている。そしてその酒は飛ぶように無くなっていく。
カウンターに置いてあるツマミには値段表示がないので幾らだか分からないが、どれもさほど高くない。ショーケースの中には刺身もある。早い時間でないと無くなってしまう人気メニュー。このカツオの刺身は本当に美味しかった。
お腹に溜まるようなガッツリメニューは殆どなく、基本的に日本酒に合せるようなツマミが中心。この山芋・オクラ・なめこが入った酢の物は特に美味しかった。
キンピラに入っているのは多分、鶏のキンカン。初めて食べたけど、栗みたいなゆで卵の黄身のような食感。なんだか分からないけど背徳感のある食べ物だ・・・。
こうして並べてみると、日本酒のアテが中心のラインナップ。16時の開店と同時に我先にと訪問する人が多いけど、本当は2軒目、3軒目がベストではないかな?と思う。閉店前の20時過ぎくらいにならないと早い時間はいつも満席で喧噪がすごいから。
さすが全国レベルで名の知れている居酒屋ということで趣がある。これからもちょくちょく飲ませてもらいにきたいと思う。
この店のまとめ
- 酒とビールのみしかない
- つまみは自分で取りに行く
- 大きなテーブルで相席
- お銚子や皿の数で勘定する
基本情報
- 店名 : 大甚 本店
- 住所 : 愛知県名古屋市中区栄1−5−6
- 営業時間 : 16:00-21:00
- 定休日 : 日曜日
- 予算 : 2,000円
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