美味しい老舗居酒屋の7つの特徴
昭和の時代。「お客様は神様です!」なんて言葉が流行った。今はどうだろ?どちらかというと「お客様はお友達です!」みたいな感覚だろうか・・・?SNSで繋がり、イイねやリツイートを押してフォロワー増やす。そのおかげで、今まで知らなかった店が発見できたり、お店の急な休みに無駄足を踏まなくてよくなったり恩恵を受けている。今日はそんなSNSでみつけた雰囲気の良さそうな居酒屋に行ってみた。
店の雰囲気
これだけ情報が簡単に入手できる現代でも、たぶんこの店は名古屋の人でもなかなか行ったことが無いはず。駅から遠いのと、はしご酒できるような居酒屋が回りには無いので行くのを躊躇すると思う。ただこの店は一見の価値はある。自分も様々な老舗居酒屋を見てきたが、その中でも上位に入るだろう。
店に先客はなし。L字カウンターには10名ほど、4人かけのテーブルが2つあるこじんまりした店。女将さんが何もしゃべらずに黙々と串カツを揚げている。ファーストオーダーは瓶ビール。
串カツを揚げている合間にビールを提供してくれる。いつも一人でやっているのであろう動きに無駄がない。老舗の居酒屋というのはやはりこういう雰囲気だ。
特徴としてはこんなところだと思う。ここに挙げた7つすべてがこの店には当てはまる。
カウンターの向こうにはどて・関東煮・こんにゃくの鍋が並ぶ。カウンターもテーブルも年期が入っていて実にいい。女将さんの手が少し空いたところで串カツを注文。こういう店では注文のタイミングが見計らう必要がある。
ちょうど大量に揚げていた中から揚げたてを直ぐにくれた。他の店で食べた串カツとは違い、しっかりと肉の量がある。その後も女将さんは串カツを揚げつづけていく。客もいないのに大量に。揚げあがった串カツは何本か毎にまとめられ紙で包まれていく。そしていくつもの包みが積み上がっていく。
ビールを飲みながらそれを横目でみてる。本当に手際がいい。串カツが食べ終わってしまったのでどてやきを注文。
どてやきがあまり得意ではないけど、この褐色はそそられる。玉子はどれだけ煮たらこんな色になるのだろう。そしてお酒をオーダー。
日本酒好きには怒られるかもしれないが、ワイングラスやブランデーグラスみたいな洒落たグラスで日本酒を飲むのは苦手だ。こういう店ではやはりコップ酒がいい。むしろコップ酒でないといけない。
串焼きも少々頼んでコップ酒をチビチビと・・・・この後、客が一人来て串カツを買っていった。50本のまとめ買いで4500円。この為に女将さんは黙々と揚げていた。あの大量に串カツはどんな人達が、どんなシーンで食べるのか?少し興味があった。
こういう店は末永く残って欲しいと思う。皆さんも機会があったら行ってみて欲しい。
この店のまとめ
- 老舗の居酒屋で雰囲気が良い
- 串カツ・どてやきがメイン
- 関東煮という名のおでんあり
- 駅から少し遠い
基本情報
- 店名 : どてやき 串カツ 五右ヱ門
- 住所 : 愛知県名古屋市中川区八幡本通1
- 営業時間 : 17:00-21:00
- 定休日 : 日曜日
- 予算 : 1,500円
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