地元の人で賑わうもつ焼き老舗居酒屋
東京では古くて趣のあるような店を中心に飲み歩いていた。名古屋は歴史のある街なので、そういう老舗居酒屋を探していると、数ある中から良さげな店を発見。堀切菖蒲園にも似たような屋号で旨いシロを出す店がありますが、何の因果関係かこちらは「屋」がつくのんき屋。もつ焼き屋には「のんき」というのが多いのかもしれません。
店の雰囲気
こちらののんき屋は串カツととん焼き。とん焼きというのは東京でいうもつ焼きの事だってことが最近分かってきました。調べると、このお店は「吉田類の酒場放浪記」に出たらしく期待が膨らむ。
店内はテーブル席のみで相席が基本。夜の7時30分でほぼ満席だったのだけど、1席だけ奇跡的に空いていたので滑り込みセーフ。取り敢えず瓶ビールを頼みます。
ビールは3種類あるようで、キリン・アサヒ・サッポロの中から選べる。瓶ビールを飲みながらメニューを眺める。やっぱりツマミは激安。東京でも80円のもつ焼き・焼鳥は最安レベル。となりのグループが「ホッピーありますか?」と尋ねるも瞬殺で撃沈。やっぱり名古屋にはあんまりホッピーは浸透していないんだね。
つまみがどこでも安いことは分かったが、その他の飲み物はどうなのだろうと貼ってあるメニューに目をやる。
名古屋の居酒屋は飲み物が比較的高い設定になっている。逆にツマミは安い。これでバランスが取れているようだけど、アルコールをたくさん飲む自分にはちょっと不利かな。そして串かつととん焼きをオーダー。
2本しばりとかは無いんだけど安いので2本ずつ頼んでみた。もう串カツは名古屋に来てから何回も食べてきた。意外と店ごとに串カツが微妙に違い、しっかりと肉が入っているものや、肉がほんの少しで衣が多いものなどある。この店は後者の方。とん焼きは東京でいう「シロ」のこと、シロの質というより、長年にわたり継ぎ足しているであろう、タレがすごく美味しかった。
テーブルの上には好きなだけ食べられるキャベツがあり、それををツマミながら次は何をたべようかな?と物色していると、4人組が
「入れますかぁ?」
と店先に。店主が
「20時30分で閉めるから30分1本勝負になるけどいいの?」
と聞き返す。
20時30分って早い。老舗居酒屋は東京でも早く終わる店が多いが、20時30分はなかなか無い。当然自分もここからは30分1本勝負になる。追加オーダーはどて焼きときも焼き。
どて焼きは結構甘い味付け。鍋の中の串ごと突っ込んで煮ているので持ち手まで味が染みていそうな感じ。
きも焼きっていうのは東京では「レバ焼き」。美味しさの分かる塩で頼んでみたが・・・うん!これは・・カッチカチでした。追加でお茶割頼んで(基本は市販の缶酎ハイがでてくる)〆て1600円だったかな?安くて良い店だとは思った。なんか昭和の雰囲気漂う店は基本、串かつととん焼きメインのお店が多いみたい。もうちょっと頑張って他も探してみようと思います。
この店のまとめ
- 閉店時間は20時30分とちょっと早い
- 串ものは80円から
- 串ものは安いがアルコールは高めの設定
- 基本的には譲り合いの相席
- 若い子も多い
基本情報
- 店名 : 串かつ とん焼き のんき屋
- 住所 : 愛知県名古屋市西区名駅2−18−6
- 営業時間 : 17:00-20:30(月-金) / 16:30-19:00(土)
- 定休日 : 日曜・祝日
- 予算 : 1,500円
この店に関係するリンク
訪問記録(都度書き足していきます)
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