沖縄那覇「上間てんぷら店」美味しくて安い人気惣菜店

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沖縄で美味しいてんぷらが食べられる人気の惣菜店

沖縄で美味しいてんぷらが食べられる人気の惣菜店

自分は沖縄のてんぷらが大好きだ。沖縄のてんぷらは内地で良く見るそれとは違い、フリッターのような感じ。ふわふわの衣に少し味がついていて、醤油や塩などつけなくてもそのままで美味しい。上間てんぷら店は沖縄県の中では有名な店。発祥は沖縄市のゴヤ市場で始まった刺身屋が、その後、天ぷら惣菜の店として人気になったそう。

店の雰囲気

店内に入ると数種類のてんぷらやおにぎり、そば、お弁当などがところ狭しと並ぶ。てんぷらは一つ70円からで、お弁当もいくつもの種類が並べられており、主婦と思われる方や、現場仕事のおじさんたちが買っていく。

途切れることなくお客さんがやってきては、皆、たくさんお惣菜を買って帰る

美味しそうなてんぷらの中から何を選ぼうかと迷う。自分のお腹と相談しながら少しずつ買えるところもいい。もずくやいものてんぷら、からあげも捨てがたいが、いつも選ぶものにした。

揚げたてでころもがふわっと軽い「さかなのてんぷら」と炊き込みご飯で作る「じゅーしーおにぎり」各80円

このさかなのてんぷらは多分カジキだと思うがこれが実に旨い。衣はフリッターっぽく、例えるならアメリカンドックの皮をもう少し柔らかくした感じカジキに火が通って食感は鶏肉のささみみたい。衣にほんのり味がついているので飽きることなくいくつも食べられてしまう。

入口の脇のスペースで買ったものを食べることができ、無料で飲めるさんぴん茶が置いてある

会計を済ませると、外のスペースで食べることができる。ジャグには無料のさんぴん茶が用意されていて、それを飲みながら空いた小腹を埋める。沖縄で一度このてんぷらを食べてからはまってしまっている。

店内にはところ狭しと揚げ物が並ぶ。「茶色いものは正義！」絶対に美味しい。

この上間のてんぷらは沖縄のファミリーマートとコラボレーションしていて「ファミマでUEMA」というキャッチフレーズのもと、沖縄県内のファミリーマートで同じ味を楽しむことができる。さすがファミマとコラボして沖縄全土で販売されているだけあって、味は保証付きだ。そして忘れていけないのはこのじゅーしーおにぎり。じゅーしーとは、

じゅーしーとは沖縄風炊き込みご飯のことで、ご飯と刻んだ豚バラ肉やカマボコ、ニンジン、シイタケ、ヒジキなどを、醤油や酒、砂糖などで煮た豚肉の煮汁と一緒に炊き上げる。古くは琉球王朝の時代から食べられているようで、かつては、法事やお祝いごとで出されたごちそうだったが、いまでは普通の食卓にならんだり、街の食堂で沖縄そばにセットとなり提供されることが多い。

普通の炊き込みご飯と違うのは、豚肉の煮汁が使われているので少しこってりしている、あっさりした炒飯のよう。いくつもの具材が複雑に絡みあって、それを豚肉の旨味がしっかりとまとめてる。それでいながら、食卓に並んでいる他のおかずを邪魔しない。万能な沖縄の炊き込みご飯が大好きだ。

昔から続くてんぷら店はゆいレールの小禄駅から徒歩で６分くらいとアクセスも悪くないので、沖縄旅行に行った際にはぜひ立ち寄ってみて欲しい。