早い時間から客が押し寄せる激安立飲み居酒屋
京都駅が開業したのは今から約140年前。場所は現在の京都駅から北へ約140mのところにあったそうです。駅舎は4回ほど立て直されて、平成9年に4千枚のガラスに覆われた美しい現在の駅舎になったそう。「高校生の修学旅行以来、京都に行っていないな」なんて人はあらためて行くと先ず駅の美しさに感動をすると思います。今回のお店は1番最初に京都駅があった場所の近くにあります。烏丸通りの2本東、東洞院通りを北へ歩き、七条通りにたどり着く直前にこちらのお店があります。
店の雰囲気
店内に入るとキッチンを目の前にしたカウンターと6名くらいが立てるテーブルがいくつかある。周囲の壁に沿ったカウンターもあり、60、70名くらいは入れる大箱。この日は月曜日。17時くらいに行ったにも関わらず、店内には50名以上が既に飲んでいた。京都のパワフルさを改めて感じた。ファーストオーダーは生ビール。
プレモルの生が280円で飲めるなんて、この店がどうして繁盛しているのか直ぐに分かった。ジョッキだって小さくなく、ちゃんとしたサイズになってる。後からも続々とお客さんが入ってきて、店員さんは場所を案内したり、オーダーをとったりと右往左往。そんな姿を横目に見ながら、注文するおつまみを吟味する。
この日はここが京都で5軒目の店。既にお腹の隙間も少なくなってきていたので、ゆっくり飲みながら選んだ。そして注文したのは出汁巻き玉子。
箸で切ると中から出汁が溢れ出てくる。その姿はまるで小籠包の様。出汁巻きは注文が入る度に都度焼いており、ホカホカの焼きたてが食べられる。いままで色々な店で出汁巻き玉子を食べてきたけど、ここは1番美味しい。そしてこれを250円で食べられるなんて、京都の人達が羨ましくてしょうがない。それほど美味い!超絶おすすめできる一品。
店内に書かれているおつまみメニューの一部だがこれだけの種類をしかも安く提供できるの素晴らしいと思う。しかも出来合いのものは少なく、注文してから、火を入れて作るものも多い。あまり知られていないかもしれないが、京都は、東京・大阪に次ぐ立飲み屋さんの激戦区で中途半端なものを出していると淘汰されてしまう可能性も高い。続いてホッケ焼きをオーダー、
個人的に焼き魚の種類で好きなのは 1位サバ、2位ホッケ、 3位アジだと思う。どれも脂がのってると、本当に美味しくて食べている間はカニを食べるがごとく、骨取りに集中し全く喋らなくなってしまうほど。当然この縞ホッケ焼きもとても美味しかった。
日本屈指の観光スポットでありながら、昼飲み文化がしっかり根付いている京都には行く度に驚かされる。観光客が多いから需要もあって新しい昼飲み・立飲み屋がどんどん出来ているみたいです。2015年にオープンしたというこの店も今では京都の人気店。早い時間からどんどんお客さんが来るので出来るだけ早く入店するようにした方が良いと思います。京都観光の時には是非立ち寄ってみてください。
この店のまとめ
- プレモル中生が280円
- 人気店なので出来るだけ早く入店
- 出汁巻き玉子はマストオーダー
- つまみはどれもリーズナブル
基本情報
- 店名 : 立呑み いなせや
- 住所 : 京都府京都市下京区真苧屋町220−8
- 営業時間 : 15:00-23:30
- 定休日 : 日曜日
- 予算 : 1,500円以下
ギャラリー
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訪問記録(都度書き足していきます)
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