ゴールデンウィークを1週間後に控えた週末。以前から見聞きしていた老舗の居酒屋に行ってみたくなった。褒める人あれど貶す人はゼロ。ネットにはその佇まいと重鎮さが幾度となく露出しており、いつか行かなくてはいけないと思っていた。
自分の住まいから十条というのは少し行きにくくて、ヒマを持て余していた週末にはちょうどよく、東十条の駅から散歩がてら歩いてみた。
十条の駅を降りると数軒に居酒屋に遭遇。「あぁ・・・ここもいいなぁ」と思ったけど、後ろ髪引かれながらも歩みを進める。途中に大きな商店街があり凄く活気がある。いつの日かテレビでみた「チキンボール」の店も発見し長蛇の列が出来ていて「これも食べてみたいんだよんぁ・・・」と一瞬並び掛けたが・・・・
違う、違う、そうじゃ、そうじゃなぁーい♪
と鈴木雅之の唄に呼び戻され到着したその店が、
どすんっ!!!!(^^)
やっぱ風格があるよなぁー。威厳が違うよなーって店構えです。開け放たれた引き戸もいい(←後に常連のじいさん達が「さみぃだろ!」って言って閉めるけど)
店内は超満員で1席だけかろうじて空いていたカウンターに座ることが出来た。ファーストオーダーは酎ハイ。お通しは落花生だね。頼んだものが来る前にこういうのは有り難い。そしてこのカウンターは「木そのもの」ですな。かなり年期の入ったものみたい。
山芋千切りを頼む。何でもないようなものがこの雰囲気に圧倒されてすごく旨く感じる。
タコ刺しは生だこだね。これも旨かった。
こういう雰囲気で酎ハイなんかの呑むのは野暮なこと。カウンターのご常連さん達の殆どが日本酒呑んでるので自分もチェンジ。
あぁ・・・・・・・良いなぁ・・・・・こういうの・・・・。
こういうのを至福の時っていうんだろうな・・・・。
この後月見納豆を追加してお酒をもう一本追加して店を後にした。こいうい店には長居は無用。ぱっと来て、さっと呑んで、帰る。これが粋ってもんだね。家から近けりゃ通いたくなるようなそんな店だった。
十条・東十条は殆ど来た事ないエリアだけど、良さそうな店がちらほらとあったね。まだまだ奥が深そうな感じがするからまた近いうちに来ないとだね。
この店のまとめ
- 創業昭和3年の老舗居酒屋
- カウンターの木材は見応えあり
- ご常連さん達は寡黙
基本情報
この店に関係するリンク
Vine「斎藤酒場編」
訪問記録(都度書き足していきます)
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