週末昼飲みにおすすめの安くて美味しい居酒屋
名古屋の昼飲みは “土曜日” “日曜日” “昼間” というのが本当に難しい。この課題をありきたりのチェーン店では無く、「安くて・美味しくて・行って良かったな」と思えるような酒場を日々探している。今回の店がある今池は東京でいうと、中央線沿いの吉祥寺・高円寺・中野の辺りと雰囲気が似ていて、コアな趣味をもつ人達が集まるエリアになっている。この店は以前から名前だけは知っていたけど、どちらかというと多人数向けの居酒屋だと思っていたし、各テーブルにはガスコンロがあると聞いていたので、今流行りの海鮮居酒屋系かと思って敬遠していた。今回知人と日曜日昼から飲む予定があり、なかなか厳しい条件の中、探し当てたのがこの店だった。
店の雰囲気
引き戸を開けると先客は2名。ちょうど12時開店だったので人は少なめだった。店員さんから “混んできたら2時間制でお願いします” と言われ、着席する。店内はカウンターとテーブル席がいくつかあって、全部で40名くらいは入れそうな感じだった。ファーストオーダーは生ビール。
訪問する前までは多人数向けのお店かと思っていたが、カウンターもあるので一人飲みでも大丈夫。事実、あとから一人飲みの方達が数名入店してきた。とりあえずのおつまみはモモガッパサラダ。
あっさりしたきゅうりのお漬物のようなサラダが美味しい。特別な塩ドレッシングがかかっていて箸が進む。この日はまだ暑かった夏の日だったのでちょうどよいおつまみだった。この “モモガッパ” というネーミングは店名の「かっぱの茶の間」に関係してくるのだが、そもそもは名古屋の栄という街に「モモガッパ」という人気の居酒屋があり、その店の姉妹店だそう。モモガッパサラダは共通メニューでどちらの店でも人気の一品。つづいてぺた焼を注文。
お好み焼?玉子焼き?の親戚みたいなもの。キャベツも入っていてなにげに美味しい。何が伝説なのか?は分からなかったけど・・・。続いてとりまるをオーダー。
まる揚げと言いつつも半身なのだけど、半身のままじっくりと揚げてくれているので、そとはカリカリになっている。持ってきてくれた時に目の前で食べやすく切り分けてくれた。ムネ・モモ・ナンコツなど色んな部位が一度に食べられるしとても美味しかった。ドリンクを追加注文。
中・外べつになっていて自分で濃さを調整できる。量的には中2外1という感じ。中は少し黄色味を帯びた焼酎で炭酸を注ぐとまるで下町ハイボールのように見えた。一口飲んでみると、かなり下町ハイボールに似ていてドライテイスト。これはかなり近いし本当に美味しい。この後も同じものを注文し、6杯以上は飲んだと思う。続いてピリピリこんにゃくをオーダー。
なんか・・・安くないかい?座りの居酒屋にしてはドリンクもおつまみも安価な設定。昼の12時から飲んでいたのだけど、続々とお客さんがやってくる。人気のお店だってことがここにきて分かった。最後の〆で特製カレー煮込みとトルティーヤをオーダー。
カレー煮込みもとても美味しかった。トルティーヤは無くても良かったかも。むしろ白飯欲しかった感じ。
結局なんだかんでで4時間近く飲んでいてとても居心地の良い店だった。土日は12時から営業しているし、ひとり飲みでも大丈夫。そしてなんといっても、下町ハイボールに似た飲み物が気に入ってしまったので再訪は確実です。
この店のまとめ
- 土日は昼飲みできる12時開店
- 全体的に安い
- とりまる(鳥の丸揚げ)がおすすめ
- モモガッパの姉妹店
基本情報
- 店名 : かっぱの茶の間
- 住所 : 愛知県名古屋市千種区今池1-6-13 今池スタービルB1F
- 営業時間 : 15:00-23:00 (火-金)/12:00-22:00 (土日)
- 定休日 : 月曜日
- 予算 : 2,000円以下
ギャラリー
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