皿なんこつが大人気の立飲みもつ焼き居酒屋
浅草橋といえば問屋街や繊維街として有名なエリア。昼間はビジネス中心の街も夕暮れ時になると、居酒屋の灯りがポツリポツリと点き始め、違う一面が見えてくる。今日はそんな街に行くことにした。
店の雰囲気
JRの高架下沿いの道を少し離れ、路地を曲がると店はある。居酒屋は道を挟んで左右にあり、古い店舗の方は入口付近が立飲みスペース10名くらい、奥に2人かけのテーブル席9つくらいがあり30名くらいは入れる大きさ。反対側の新店舗はテーブル席のみでどちらかというと多人数向けの作りとなっている。
もつ焼き居酒屋というと多くの店が、カウンター席のみの居酒屋が多いが、ここ「西口やきとん」は大人数でも入れる店。よって自分はこの店で年に数回、会社の同僚を引き連れて飲み会を開いている。普段は小洒落た都心の居酒屋で飲み会が開かれることが多いが、男子限定の飲み会はこういう店がいい。ファーストオーダーはバイスサワー。
下町のもつ焼き居酒屋にはやっぱりバイスサワーが欠かせない。バイスサワーとは「株式会社コダマ飲料」が提供している梅酢入りの割材。見た目は毒々しい鮮やかなピンク色をしているが、もつ焼きを食べた口の中が、このバイスサワーを飲むことでさっぱりとする。
飲んだことが無い人に薦めると、その色を見て初めは嫌がることが多いが、一口飲むとその美味しさにハマる人が多い。味の説明は難しいが、誰しも子供の頃に駄菓子屋で飲んだ粉ジュースのような風味だ。そしてつまみは「皿なんこつ」をオーダー
もつ焼きの店だが、もつ焼きはそれほどおススメしない。なぜなら他の記事で紹介した、「のんき」「ブウちゃん」「大松」と比較すると劣るからだ。決して不味いと言う訳では無いことはしっかりと伝えておくことにする。もつ焼きは普通だが、それよりも絶対おススメしたいのは「皿なんこつ」というつまみ。皿なんこつと言っても要領を得ないと思うが、なんこつがじっくりと炊かれた醤油味のついた煮込みの一種だと思ってもらえればいい。それが小皿に盛られて提供される。これが実に旨い。そして一皿200円と素晴らしいコスパだ。自分は一回の訪問でだいたい2皿は食べてしまう。なんこつはじっくりと炊かれているのでコリコリ感さえ無いが、柔らかく炊かれていてバイスが進む。一度も食べたことが無い人が居たらこれだけを食べに訪問しても損は無い。また、時々ではあるが「もんじゃ」もメニューとしてある時がある。月島なんかで食べる「もんじゃ」とは全く異なる(自分は「月島もんじゃ」を「もんじゃ」として認めていない)が小学生の頃に駄菓子屋の片隅の鉄板で作って食べた「もんじゃ」にそっくりなのである。ホワイトボードに書いてあったら是非食べてみて欲しい。
この店のまとめ
- もつ焼き屋では珍しい大人数で行ける
- バイスサワーが飲める
- 皿なんこつは絶品
- 「もんじゃ」はたまにしかない
基本情報
- 店名 : 西口やきとん 浅草橋本店
- 住所 : 東京都台東区浅草橋4-10-2
- 営業時間 : 16:30-23:00(月-金) 16:30-21:00 (土曜)15:00-20:00 (日曜)
- 定休日 : 祝日
- 予算 : 1,500円以下
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訪問記録(都度書き足していきます)
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