大門「天徳」昭和酒場好きにはたまらない外観と安さに圧倒される老舗居酒屋|名古屋市

外観と安さに圧倒される老舗居酒屋

今日は初めての駅「中村日赤」で途中下車して周囲を散策してみる。この駅から少し歩いたところにいいお店がありそうだったので行ってみることにした。

店の雰囲気

この「天徳」はウェブ上にほとんど情報がなく、一握りの飲み歩きフリークが記事としてあげているだけ。それだけに「隠れた名店」になる可能性がある。途中道に迷いながらも到着し、引き戸を開けると店内は先客が4名で。カウンターに5名くらいと座敷に4人用テーブルが4つ、20名くらいは軽くは入れそうなお店です。外観・店内ともかなり年季が入っており、この大門という街の歴史を感じられる店構えとなっている。
お店は女将さんが一人で切り盛りしていて、忙しそうに動いています。そしてファーストオーダーは瓶ビール

キリン一番絞り大瓶 470円

キリンの「名古屋づくり」こういうラベルを見ると何だか嬉しくなってしまう。しかも470円は良心的な価格設定。ビールを飲みながら、何を食べようかとカウンターの上に並べられた大皿料理を物色。その中からホタルイカをオーダー。

ホタルイカ 250円

ホタルイカを酢味噌(白いやつ)で食べる習慣はあるけど、名古屋では八丁味噌で食べるのですね。悪くはないけど、酢味噌に慣れているから少しびっくり。わさび醤油でも良かったかなぁと少し後悔した。そして続いて煮物をオーダー。

蓮根と里芋の煮物 250円

味が染みこんでいてとっても美味しい。250円では安すぎるほどのボリュームがあります。最近、名古屋に来てから「串カツ」と「とん焼き」をメインにした居酒屋が多いから久しぶりに、こういうつまみは落ち着く。ビールが無くなったのでお酒をひやで1合注文します。

日本酒 二級 1合 220円

一級酒と二級酒があったけど、あえての二級酒を頼んでみた。場末の酒場に着たときには雰囲気出したいから、二級に限る。因みに一級酒と二級酒の違いは何なのか知らない人の為にうんちくを少しだけ。

この「特級」「一級」「二級」の等級は、アルコール度数や酒の品質で決められていた。名前をだけを見ると、「特級の方が美味しくて、二級の方が美味しくない。」と思いがちだがそうでは無かった。国のゆるい審査(方法は不明瞭)を通過すれば何でも「特級」という称号を取れていたらしい。そして特級の酒税率が一番高く、38.4%、二級が13.9%となっていた。

ちなみにこの国の審査というのが非常に曖昧で、申請すれば大抵のものが通過した。それは国が多く税金を取れる方が良いという考えからだった。
味に自信のある蔵元は、わざと審査を通さず、税率の安い、二級酒として販売していた。
それらの二級酒は質も良く、そして数が少ないため、高値で取引がされ、この制度は 特級が1989年、一級・二級が1992年に廃止になった。

それに代わり、今では「大吟醸」「純米酒」「本醸造」のような、使用原料・精米歩合・香味などの用件によって分別された特定名称酒という区分が出来ている。

と、いうことを踏まえると二級酒だからといって品質が悪いという訳ではなく、酒税が安いだけで、安価に飲める庶民の酒ということになる。今ではこの等級制度が無くなっているにも関わらず、メニューにそうあるのは昔の名残からなのだと思う。

ほうれん草の玉子とじ 250円

ホタルイカも煮物も玉子とじも全て250円 量も多いから3つ食べるのが精いっぱいだから普段は2つでもいい感じ。
玉子とじの中身はホウレンソウ以外にもたくさんの具が入っていて、大豆やら厚揚げやら、かまぼことか豆腐が入っていた。こういう所は母さんが作ってくれたおかずって感じでいい。

カウンターの向こうには看板であろう猫が大きな身体を横たえて寝ている。女将さん料理をしながら、ガチャガチャと音を立てようがお構いなし。そういえば立石の「江戸っ子」にも看板ネコがたくさん居た。招き猫っていうくらいだから、いっぱいお客さんが来て繁盛するといいね。大門には「善ちゃん」という時代を感じられる古い居酒屋がある。昭和酒場が好きな人は両店に行ってみることをおススメします。

この店のまとめ

  • 瓶ビール(大) 470円
  • ツマミは250円からで安くて量が多い
  • グループ行っても大丈夫
  • 昭和酒場が好きな人におススメ

基本情報

  • 店名 : 居酒屋 天徳
  • 住所 : 愛知県名古屋市中村区賑町13
  • 営業時間 : 17:00-22:00
  • 定休日 : 日曜
  • 予算 : 1,500円

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