年中サービス品のまぐろのなかおちが絶品の居酒屋
場所は北千住のはずれと言っても間違いではない場所。そんなところに刺身の美味しい居酒屋がある。自分は結構熱しやすく冷めやすいタイプで、この店を知った当時はかなりの頻度で通っていた。なかば常連のようにいつもの飲み物が黙っていても出てくるようになっていた。
店の雰囲気
夏は涼し気な水色の暖簾、冬は紺色の暖簾が掛けられている店先、引き戸を開けると先客は20名弱とほぼ満員。カウンターと4人掛けのテーブル席がいくつかある。カウンターで2席だけ空いていた1つに滑り込ませてもらった。ファーストオーダーは酎ハイ
この店では焼酎が入ったジョッキの他に炭酸が別に添えられる。だから自分の好みで濃さを決められる。自分の場合は炭酸を1本入れてしまってちょうどよい。店内はいつも混雑していて、カウンターでのパーソナルスペースは狭い。4人テーブルでも2人で行けば必ず相席となる。そういう点では少し不便もあるが、それを感じさせないほど、この店に来たい理由がある。おつまみでまぐろのなかおちをオーダー
メニューの札には年中 “サービス品” と書いてある。このまぐろのなかおちは350円とは思えないほどのクオリティーで、「これはもう大トロか中トロではないの??」という切り身まで入っている。他にもは箱うに・つぶ貝・まぐろ・しめさばなど、どの刺身を頼んでもリーズナブルで且つ、とても美味しい。
さかなを捌くのはお父さんの役目で、さかなを買い付ける目利きも確かだ。このお父さんはとても話好きで、注文が入っていない時にはカウンターのお客さんと良くおしゃべりをしている。追加でブロッコリーを注文。
居酒屋にくると出来るだけ家で食べないような一品を必ず注文するようにしている。1個丸々のブロッコリーは買っても食べられないので、こういうメニューは緑黄色野菜も摂れるので助かる。続いていわし団子をオーダー。
結構大きめなあらびきつみれと言った方が分かりやすいかもしれない。これが4つもあって310円とこれも安くて美味しい。このお店は刺身はもちろんのこと、焼魚・煮魚・魚加工品など全てが美味しい。焼魚は綾瀬の「味安」と甲乙つけ難いほど、どちらも絶妙な焼き加減だ。
その他、地酒も常時10種類ほど用意されていて、注文すると冷蔵庫の手前に置いてある3銘柄が順番に提供される、”地酒” としか注文出来ないので銘柄は選べないが、普段は見かけない銘柄などあるので楽しめる。もともとこの居酒屋は酒屋だったので酒の選択も間違いない。
駅から少し離れているが、そういう場所にこそ良い店がある。この居酒屋もその一つで、北千住で刺身が食べたいと思ったら選ぶべき店。以前に比べると客対応も良くなっているので、近くに行ったら足を運んでみて欲しい。
この店のまとめ
- 魚系のおつまみが安くて美味しい
- 地酒の銘柄はお店任せ
- 地酒は一人三杯まで
- 少し塩対応
基本情報
- 店名 : 酒屋の酒場
- 住所 : 東京都足立区千住中居町27-16
- 営業時間 : 17:00-22:30
- 定休日 : 水・日曜日
- 予算 : 2,000円以下
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