早朝6時から営業している魚が新鮮で美味しい大衆食堂
いつもは夜に訪れる名古屋の台所「柳橋市場」。同行していた人から聞いたのだが、この柳橋中央市場が無くなってしまうと聞いたの少し調べてみた。
そういえば、この店のあとにマルナカ食品センターを歩いていた時に「マルナカ食品センターはやめません」とい小旗が沢山あった意味がやっと分かった。全部が無くなってしまうと勘違いしている人がいるかもしれない。そしてこの「魚源」も名古屋綜合市場にあるので無くなりはしない。
店の雰囲気
この日は土曜日で朝7時からはしご酒の耐久レースを行っていて、実はここが2軒目。訪問した時間は朝の8時くらいだったと思う。この食堂の外観を見て、ここが営業中の大衆食堂だということがどれだけの人が分かるだろうか?暖簾も出ていないので市場にある何かの作業場のようにも見える。目を凝らして見れば、街灯に小さな看板が付いていたり、店の横の方に回り込めば看板はある。しかし今でも営業しているというのはなかなか分からない。
思い切って引き戸を開けると、先客は3名ほど。カウンターとテーブル席があって、満席で12、3名といったところ。カウンターの上には出来合いの焼魚やお惣菜が並んでいる。ファーストオーダーは瓶ビール。
始めに断っておくけど、今回写真の無いものや1つ1つの価格が分からないものが多い。店内にメニュー表は無いので最終的な会計で値頃感を掴んで欲しい。
席に着くと店主の方が「今日の刺身はメジマグロとヒラ刺しがあるけどどうする?」と聞いてくれたので両方をお願いする。
市場の中にあるということで刺身はさすが新鮮。刺身の角をみればそれが分かる。刺し猪口がパパっと用意され一斉に箸が伸びる。1軒目の店でもまぐろの中落ちを食べてきたが別物だ。そして連れの方がカウンター上のお惣菜を物色。オムレツも頼んでくれた。
カウンター上にあるものは、注文すると温め直してくれ運んでくれる。オムレツには綺麗にケチャップがかけられている一人用サイズ。4人で一口ずつ食べるにはちょうど良い。
そしてヒラメ刺しも到着。
自分は船釣りも少しやるので、魚を自分で捌いたりする。ヒラメ釣りにも何回か行って、釣り上げたことがあり、新鮮なヒラメを食べたことがあるのでおおよそ分かる。これはとても美味しかった。つづいてさば焼をオーダー。
さばの上にしょうがが乗せられていて、横におおくの大根おろしが添えられていた。一口食べると干物のような味がして、さば独特の脂が口の中にジュワっと広がる。ほぼ自分ひとりで焼魚を食べてしまった。
店内殆どのお客さんはいくつかおかずを選び、ご飯とみそ汁を添えて食事をしている。朝からビールを飲んでワイワイやっているのは自分たちだけだった。
4人で行ってビール大瓶4本を飲み楽しい時間を過ごすことができた。朝6時から10時までしか営業していない市場食堂。ご年配のご夫婦で営む昔ながらの定食屋。お惣菜をつまみに名古屋で朝から一杯やるのに最適なお店思う。
この店のまとめ
- 刺身が美味しい
- 朝6時~10時までの営業
- 朝飲み出来る
- メニューはないが普通の価格
基本情報
- 店名 : 大衆食堂 魚源
- 住所 : 愛知県名古屋市中村区名駅4-15-15 名古屋総合市場ビル 1F
- 営業時間 : 6:00-10:00
- 定休日 : 水・日曜
- 予算 : 2,000円以下
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