大松からの独立店!同じクオリティーの下町ハイボールが飲めるもつ焼き居酒屋
この店との出会いは3年前に遡る。元々「大松」の従業員として働いていた通称「あらちゃん」が独立してオープンしたお店。この場所は一番初めに「大松」が営業していた場所でそこから2回の移転を繰り返し現在の場所となった。
店の雰囲気
店内は昔を思い起こす昭和な雰囲気で実に良い。店内は狭く8名も入ればいっぱいになるカウンターのみの店となっている。とはいえ、大松ほど混んでいないので、もし大松が混んでいたならば、こちらでもつ焼きを食べることをおすすめしたい。カウンター内ではあらちゃんが一人で店を切り盛りしているが、動きに無駄がなく、飲み物を注文してもまず待たされることがない。こんなところも大松のお客を大事にする心が受け継がれている。注文はかしら味噌。
ピンボケの写真で恐縮だが、これが「かしら味噌」。かしらの塩焼きに独特の味噌だれがかかっていてすごく美味しい。あらちゃんには大松で有名なかしら味噌もあるし、基本的にメニューは一緒。一人で営んでいるのでツマミのバラエティーは少し劣るが、もつ焼きメニューは同じだと思って構わない。肉も大松で一括仕入れしているものを分けてもらっているので、差が出るとしたら焼き加減位だと思う。チャンスがあれば両店に訪問し食べ比べてみれば全く変わらない。大松のもつ焼きは4本縛りだがこちらは2本縛り。一人で色んな種類を食べたい人にはあらちゃんの方が使い勝手が良い。また飲み物も同じで「下町ハイボール」は健在。入れる人数も限られているのでオーダーが通りやすいし、わがままも聞いてもらいやすい。つづいて厚揚げ焼きをオーダー。

厚揚げ焼き
自分は無類の厚揚げ焼きフリークなので、居酒屋に行ってメニューであれば必ず頼む。定番の納豆乗せも美味しいが、かしら味噌用の味噌をちょこんと乗せてくれるので、これを付けながら食べるのも絶品。それと、カシラみそが美味しいことに変わりは無いのだが、僕はいつもカシラを塩で食べることの方が実は多い。肉本来の味が引き立つし、余計な味が付いていないのでたくさんも食べられるからだ。また両店にあるが「なんこつ」もおすすめ。鳥のなんこつとは違って豚なんこつなのでコリコリ具合がだいぶ違うけど、カシラもなんこつも「肉、喰っているなぁ」という感じがしてとても好きだ。
綾瀬には美味しいもつ焼きを食べさせてくれる居酒屋が密集しているので、2-3軒梯子して食べ比べてみるのも良いと思う。遠くから綾瀬を訪れて、「大松」目当てで来たのだけど行列が長かったら「あらちゃん」に行ってみても良いと思うのでブックマークをしておいてください。

この店のまとめ
- 綾瀬大松発祥の地
- 店内は狭くカウンターのみ
- 大松が混んでいた時の候補店
- もつ焼きは2本縛りなので一人で数種類食べられる
- 下町ハイボールが飲める
- カシラ・なんこつ塩も是非食べて欲しい
基本情報
- 店名 : もつ焼き あらちゃん
- 住所 : 東京都足立区綾瀬4-5-19
- 営業時間 : 17:00-22:30
- 定休日 : 不定休
- 予算 : 1,500円以下
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