元祖名古屋の手羽先が気軽に楽しめる居酒屋
週末の午後、久しぶりに吉祥寺の駅に降り立った。前回来たのは数十年前。高校生の時に付き合っていた彼女と井の頭公園にボートに乗りに行った。少し公園も歩いてみたが、ムワッとした暑さと照りつける太陽の陽射しに耐え切れず早々に退散した。散歩している最中に殆どの水分が大気中に持っていかれてしまったので給水ポイントに向かう。そこは最近オープンしたばかりの「TEBAPS 吉祥寺」
店の雰囲気
引き戸をあけると、先客はなし。店に入ってすぐの場所の立ち飲みスペース。奥にはカウンターの座り席。4人掛けや2人掛けがいくつもあって、全部で50名くらい入れそうな大箱だった。お得に飲めるとのことで立ち飲み席を選んだ。そしてファーストオーダーは生ビール。
立ち飲み席はメニューのいくつかのドリンクが100円引きで飲める。通称SUN生は通常490円のところ390円で飲める。間髪入れずに運ばれてきたSUN生は手品の様に身体の中に消えていった。とりあえずということでマグロぶつをオーダー。
どんなものかな?と興味本位で注文したものの、手羽先居酒屋なのにちゃんとした?刺し身が出てきて逆にびっくりしました。脂も程よくのっていてこれは中トロと言ってもおかしく無いレベルだった。しばらくするとお目当ての手羽先が運ばれてきた。
手羽先は甘辛いたれに、胡椒のスパイシーさがマッチしてとってもジューシー。名古屋の人なら分かると思うけど、手羽先って結構食べ辛い。けど、ここのお店の手羽は予め処理されていて食べやすかった。そのスタイルを店名の由来でもある「テバップス」と呼んでいるらしい。味は16種類と多いけどやっぱり元祖名古屋味が一番美味しかった。もう一品、この店の名物を追加オーダー。
5個のウインナーが串にささって出てくるのだけど、そこには店長からのメッセージがケチャップで書かれている。メイド喫茶に行ったことは無いけど同じようなものでオムライスにメッセージを書いてもらうとかいうものがあるとか。地味に結構嬉しいもんですね。
週末の15時オープンと同時に入店して、気が付けば店内は多くのお客さんで埋まっていた。駅から少し離れている場所にあるけど、夕方早い時間から飲めるのは貴重なのかも。立ち飲みは通常よりもアルコールが100円安いのでひとり飲みなら立ちがオススメかも。吉祥寺に来ることがあればぜひ立ち寄ってみてください。
この店のまとめ
- 18種類の名物手羽先
- 立ち飲みは一部のドリンクが100円引き
- 夕方早い時間から飲める
- サイドメニューもしっかり旨い
基本情報
- 店名 : 大衆手羽酒場 TEBAPS 吉祥寺
- 住所 : 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目32−11 高村ビル 1F
- 営業時間 : 17:00-24:00(月-金) , 15:00-24:30(土日)
- 定休日 : 無休
- 予算 : 2,000円