沖縄そばや定食が食べられる那覇の深夜食堂
みなさんが飲んだ後に〆で食べるものは何だろう?多分ラーメンが一番多いのだと思うが実は沖縄では〆のステーキが常識らしい。しかし自分は、脂っこいつまみで飲んだ後に、食べた後に、年齢的・お腹的にステーキは絶対無理だと思う。そして沖縄にはそれ以外に一つの選択肢がある。それが沖縄そばだ。
店の雰囲気
扉を開けると、先客はタクシー運転手と思われる方とスポーツ新聞を片手にビールを飲むおじさん。2・4・6人掛けのテーブルがいくつかと、カウンター席、奥には小上がりもあって、26名くらい入れる店。
壁の本棚にはたくさんの漫画が並べられていて、そしてそれを取り囲むようにメニューの見本写真が貼られている。沖縄には外国人観光客が多いせいかどんな料理かイメージしやすいようにこういう店が多い。店舗入って左手に券売機があり、そこで食券を買うスタイル。注文したのはもちろん沖縄そば。食券をカウンターで渡し、料理ができると呼ばれるセルフサービススタイル。
沖縄そばとは、豚骨とかつおだしが使われ、中華麺に似た麺に三枚肉やソーキ、かまぼこ、島ねぎがトッピングされたもの、お好みで紅しょうがやコーレーグース(島とうがらしを泡盛に漬けた辛い液)をかけて食べる。着丼すると多めの紅生姜を乗せて、スープを一口啜る。「そうそう、これこれ」と心の中で呟いた。澄んだ色のスープは意外にも、しっかり味と風味を主張していて、独特のごわごわした麺がとても合う。さっきまであんなにお腹いっぱいだったのに、食べ始めると箸が止まらなくなり、途中からはコーレーグースを入れて味変して、辛いスープを飲み干すと額から一気に汗が吹き出した。
タクシー運転手の方や地元の方が行かれる店はやっぱり旨くて安い。普段使いできる食堂は財布にも優しいので大好きだ。商品の受け取りや食べ終わった後の食器の片付けはセルフサービスとなっているが、この値段で食べられるのであればお安い御用。夜中の1時まで営業しているので、飲んだあとの〆に最高な店。定食メニューも充実しているので昼夜問わずこの辺りで働く人の食生活を支えているのだろう。沖縄を訪れた際にはぜひ行ってみて欲しい。
この店のまとめ
- 様々な定食も安価で食べられる
- 食器の片付けもセルフサービス
- 深夜1時まで営業
基本情報
- 店名 : じょうとう食堂
- 住所 : 沖縄県那覇市樋川2丁目2−2
- 電話 : 098-8316-0900
- 営業時間 : 8:00-1:00
- 定休日 : 火曜
- 予算 : 1,000円
ギャラリー
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