本物の沖縄そばがボリュームたっぷりで安く食べられる店
沖縄には有名な国道「58号線」が走っている。古い話だが杉山清貴の「OKINAWA IN MAY」の歌詞の中にも出てきて、沖縄に来るたびに必ずその歌を口ずさむ。
国道は那覇空港付近から始まり、本島北端の辺戸岬付近まで続く。まさに沖縄全土を縦断する道だ。那覇から北に向かい、北谷や宜野湾、嘉手納を通り過ぎ、仲泊のあたりで2手に分かれる国道を左に行き少し走ると周囲にはリゾートホテルが立ち並び整備された景観が続く、幾つかのビーチとリゾートホテルをやり過ごした後、昔ながらの店はそこにある。
店の雰囲気
店内に入ると4名・6名掛けテーブル席がいくつかあって20名くらいは入れる。11時オープン直後に行ったので先客は無し。並んでいる人も居なかった。注文は入ってすぐ左に券売機があるので、前金で払うシステム。
券売機の上に料理の写真があり、そこに番号が書いてある。その番号を頼りに券売機のボタンを押せば間違えないというスタイルだが・・・そのおかげで何にしようか相当迷った。最終的には初志貫徹で沖縄そばにしたけど。そして食券を店員さんに渡した。
店内を見渡すと、いくつかのサイン色紙があったりして、この店が人気店だなというのが直ぐに分かった。ギャラリーに写真があるけど、「はいだしょうこ」のとなりに「相田翔子」のサイン・・・韻を踏んでいるのだろうか・・。
数十年前、沖縄に初めて来た時、沖縄そばを食べてビックリした。こんな美味しい食べ物があるなんてと衝撃を受けた。ラーメンのような麺にうどんのようなスープ。上に乗せられた豚の角煮のようなもの。コショウの代わりにぴーやし、七味の代わりにコーレーグースー何もかも初めての体験で、うまい!うまい!と何杯も食べた。そんな物思いにふけっていると・・・
恩納そば(うんなそば)とじゅうしぃ(炊き込みご飯)のセット。因みにじゅうしぃとは・・・
じゅうしぃはお茶椀に山盛りで登場。早速、うんなそばをいただくと・・・・
麺は調べたところによると石川・久高製麺所の平麺。スープはあっさりとしているけどコクがある。具材は ラフテー2枚、カマボコ、錦糸玉子、紅生姜、ネギ。久しぶりに食べたというのもあるけど、ここの沖縄そばは本当に美味しい。
沖縄そばなんてどこで食べても一緒でしょ?と思う人がいるかもだけど、店によってかなり違う。ラヲタがいるように、沖そばヲタもいると思う。そのくらい奥が深いと個人的には思っている。
あまりの美味しさに秒で食べ終わり、他にも食べてみたいと気持ちだけは先行するも満腹状態。旅行先では「あれも食べたい」「これも食べたい」となるけど、小食なのであまり食べられず、何を食べようか(選ぼうか)本当に迷ってしまいます。
こんなに美味しい沖縄そばは内地でなかなか食べられない。近くに行った際にはぜひ足を運んで食べてみて欲しいと思います。
この店のまとめ
- 食券を買う前金制
- 料理見本の写真の番号を頼りに
- じゅうしぃがセットのお得ランチあり
- 店内通路は広いので子連れでも大丈夫
- 創業30年以上
基本情報
- 店名 : 恩納そば
- 住所 : 沖縄県国頭郡恩納村字冨着1469−1
- 営業時間 : 11:00-16:00
- 定休日 : 火曜日
- 予算 : 1,000円以下
ギャラリー
この店に関係するリンク
訪問記録(都度書き足していきます)
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