昼飲みを楽しめる名古屋の酒屋
三連休のある日。僕は名古屋市の大曾根駅周辺で途方に暮れていた。年中無休だと完全に思い込み満を持して訪問した角打ちがまさかの休みということで前回は「べに屋」にお世話になった。今日はそのリベンジをしに来たわけ。
店の雰囲気
さて、駅から5分ほど歩き、店が開いているのを見て安心する。店舗に入ると手前側に酒の販売エリアがあって奥にコの字カウンターが見える。コの字カウンターは向かって右側が喫煙、左側は禁煙となっている。カウンターは既に常連さん達で満立。一見の自分は壁際の位置に立たせてもらう。ファーストオーダーは瓶ビール。
赤星の大瓶がこの値段で飲める。酒屋ということで酒類の品揃えがいいし、しかも角打ちなので安い。
因みに知らない人達の為に解説しておくと「角打ち(かくうち)」は酒屋の店内でその店で買った酒類を飲ませてもらうというシステム。店に置いてある乾きものなんかも一緒に買って飲む方法だ。普通の居酒屋や立飲み屋と違って小売価格そのものなので、非常に安く飲むことが出来る。そしてツマミをオーダー。
こんな感じで皿に盛っただけとか、封を切った中から1つだけ提供されるチーズなど基本的に手の込んだ食べ物はないのが普通だけど、この店は串焼きがあって温かいものも食べられるのが嬉しい。それと冷たいものでも20円を払えばレンジで温めてくれるとメニューに書いてある。追加で串焼きをオーダー。
2本縛りとはいえ、これで160円とは驚きの価格。大したことないんだろうなと思いつつ食べてみるとこれがとても美味しい。これは完全に角打ちレベルを遥かに超えている。普通の居酒屋でもこれより美味しくない串焼きを出す店はたくさんある。このレベルの高さにはびっくりした。そして飲み物も追加オーダー。
はっきり言って驚いた。名古屋でバイスが飲めるなんて夢にも思わなかったし、しかもコダマのバイスである。ここ名古屋ではホッピーすら置いていない店が多く、ホッピーやバイスは東京に戻った時しか飲めないのでは?と思っていた。これは本当に嬉しくて焼酎(中)を追加すること無く飲みほした。
実は角打ちって興味は無かった。店で買った酒や乾きものを楽しむなら家で飲めばいいと思っていたから。でもこの店にきてみて初めて良さが分かったような気がする。今後は角打ちも少し探してみようと思ったし、佐野屋もローテーション入り確実となった。
この店のまとめ
- 大曾根で昼飲みできる角打ち
- 名古屋では珍しくホッピー・バイス飲める
- つまみも手が込んでいて美味しい
- 冷たいものは20円で温めてくれる
基本情報
- 店名 : 佐野屋
- 住所 : 愛知県名古屋市北区大曽根3-13-13
- 営業時間 : 10:00-21:00(月-金) / 10:00-20:00(土) / 12:00-21:00(日・祝)
- 定休日 : 不定休
- 予算 : 1,000円
この店に関係するリンク
ギャラリー
訪問記録(都度書き足していきます)
日付 : 2018/11/24
頼んだもの : ねぎ焼き・マグロ中落ち・ホッピー×3
感想 : みのや北村酒店で軽く飲んだ後によってみた。こちらの店内はいつも通り大勢の人で賑わっていて、女将さんと飲んだくれとの掛け合いも良いつまみとなるね。
日付 : 2018/8/18
頼んだもの : ホッピーセット400円・トマトサワー200円・スモークチキン150円・マグロ中落ち200円・マカロニサラダ120円
感想 : 大曽根から長太屋酒場まで歩いていったのに臨時休業。みのや北村酒店も臨時休業。と、いうことで安定mの佐野屋にきました。角打ちなのにつまみの注文し過ぎだよね・・・。佐野屋のつまみは美味しいからついつい頼んでしまう。大曽根の昼飲みはやっぱり最高だね。
日付 : 2017/10/29
頼んだもの : 赤星・冷奴・ワカサギの佃煮
感想 : 暇な土曜日の昼間はルーティーンで通っている。そして飲んでいる面子もいつもの人達。テレビも無いから「飲み集中」の空間だけど、軽く引っかけていくには最高の店だと思う。 名古屋で一番好きなお店です。
日付 : 2018/6/9
頼んだもの : トマトサワー・リッツ
感想 : 今回は初めて乾きものの「リッツ」を頼んでみました。Upしてないけどこの店も相当数訪問していてやっと慣れてきたという感じかな。おかみさんは相変わらずつっけんどんな感じだけど、名古屋の女性ってこんな感じなんでしょうな。