この日は朝早起きして岐阜に住む連れに世界遺産の白川郷まで連れていってもらった。朝方は雨がぱらついて天気はあまり良くなかったけど、寒くて雪でもぱらついていないとなんか感じが出ないからね。帰りの電車の予定もあるので朝5時に集合し(早)、安定の吉野家で朝定食食べていざ出発です(笑)
車で2時間30分くらいかかったけど、来てよかった。雪は殆ど溶けてしまっていて、写真とテレビとかで見るのとはだいぶ印象は違った。
家の中も見学し、当主の方に話もきいた。
「凄く古くて立派な家ですね。さっき上の階にある古道具(こんな形の家だけど4階くらいまである)を見てきたんだけど、30人前のおひつとかもあってビックリしました。何人家族だったんですか?」
「%&$#£♪≒%&$#£♪≒%&$#£♪≒%&$#£♪≒」
「・・・・・・。」
わからねぇーーー!!!(-_-;)
方言って難しいよね。全くわかりませんでした。それでもいただいたパンフレットなどを読むと、家族だけではなく、使用人という人もいてそういう人を含めると40-50人は住んでいたようである。そして最上階では蚕を飼って養蚕したり、薬を作っていたのだそうだ。
ひとととおり見て回り、展望台まで足尾運ぶとすごく良い景色が広がっていた。
そしてお土産を買い込んで今度は岐阜市内にトンボ返り、昨夜リベンジを誓った「丸デブ 総本店」を目指す。青春18きっぷで来ているので電車の予約などないので気が楽なんだけど、出発が遅れれば遅れるほど東京に着くのは遅くなってしまう。そして念願の店は、その角を曲がればという所まできたのだが・・・
DGR!!!
なんでこんなに並んでいるのさ!どのくらい待つのさ!
それでもせっかくここまで来たのだから帰りの時間が遅くなっても食べるべき。寒さこらえて並びました。約1時間程して店内へ。
この店は「ラーメン」と「わんたん」の2択しかない。そして大正6年の創業。
これで期待はずれなわけないでしょーがっ!!
きたよ!きたよ!かまぼこの赤が良いアクセントになっているじゃないすかっ!!
とりあえず麺を一口
スープを一口
チャーシューかみかみ
・・・・。
これ俺の知っているラーメンじゃねぇーーー!!!(-_-;)
実は連れの方が先に着丼していてタッチの差で早く食べていたんだよね。その時難しい顔をしていて「そーいう感じなのね・・・。」と言っていた。まさにそういう感じ(汗)
例えるなら、「うどん」 そう、今改めて写真を見てもうどん。乾麺を茹でたようなうどんで、スープというより和風だしの効いた「汁」と表現した方が正しいかもね。今回は残さず食べ終わったあとにふと思ったんだけど、創業が大正からだから、これが昔のラーメン。それも今でも味を守っているということなんだなぁーと思った。その当時はハイカラな食べ物だったのだろうね。値段もラーメン・ワンタンとも400円という破格だし。
ラーメンと思って食べると少しがっかりしちゃうかもしれないけど、岐阜に古くから伝わるソウルフードという気持ちで臨めばありだよね。岐阜にきたら一度は食べてみるのは良いと思う。ちなみにすごく気になるのは店名の由来。味からしてとても「デブ」になりそうなラーメンではなくてあっさり系。なんでもネットで調べてみたところ「創業者の方が太っていた」そんなところから名前が付いたそうです。そしてこの「丸デブ」という名前は商標登録もされているみたいですね。
と、いうわけで岐阜にて訪問させていただいたのは以下の4店舗
いろいろありましたが、楽しい旅行となりました。青春18きっぷはあと3回分残っているので、岐阜まで遠くなくて良いけど、少しだけ足を伸ばして呑みに行きたいですね。
この店のまとめ
- 開店前からDGR(大行列)
- ラーメンとワンタンの2択
- 大正6年創業の老舗
- ラーメンだと思って食べない方が良い
基本情報
- 店名 : 丸デブ 総本店
- 住所 : 岐阜県岐阜市日ノ出町3-1
- 営業時間 : 11:00-18:00 売り切れ次第終了
- 定休日 : 毎月6のつく日
- 予算 : 1,000円以下
この店に関係するリンク
なし
訪問記録(都度書き足していきます)
日付 : 2017/10/27
頼んだもの : 中華そば
感想 : 岐阜に訪れるときは「更科」か丸デブラーメン。お昼時を外していくと必ずワンタンは売れ切れになっています。速攻でゆで上がりそうな麵でありながら、出てくるまではかなりスロー。そしていつも表面張力ギリギリまで注がれたスープはどこか懐かしい癖になる味です。