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那覇市壺屋「ジェフ サンライズ那覇店」那覇モーニングしたいなら変わり種のご当地バーガーで

ジェフ-0420-外観
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那覇モーニングしたいなら変わり種のご当地バーガーで

沖縄を訪れて初めて知ったことがある。朝からカレーライスをモリモリ食べるおじさんがいたり、夜飲んだ後の〆にステーキ定食を平気で頼む人がいたり。本土では朝はパンか和食が当たり前だと思っていたが、沖縄の人たちはいつでも躊躇なく食べる。そのタフさに驚かされっぱなしだった。そんな沖縄の朝食文化に触れるべく、今回は那覇市壺屋にあるご当地ファーストフード店「ジェフ サンライズ那覇店」へ足を運んでみた。朝からハンバーガーなんて、沖縄らしい発想だなと思いながら。

店の雰囲気

サンライズなは商店街の一角にひっそりと佇むジェフサンライズ那覇店。店構えはシンプルで、看板には沖縄らしいカラフルなロゴが映える。扉を開けて中に入ると、アメリカンダイナー風の内装が目に飛び込んできた。座席は20席ほどで、テーブル席が配置されている。朝9時過ぎということもあって、地元の人と観光客らしき人たちがちらほらと朝食を楽しんでいる。

カウンターに向かうと、メニューが置かれていて定番のハンバーガー類から、沖縄ならではのご当地メニューまでズラリと並んでいる。その中でも目を引いたのが「ぬーやるバーガー」と「ゴーヤーバーガー」だった。これぞ沖縄でしか味わえないバーガーだろうと思い、迷わずこの2品を注文した。店員さんは慣れた様子で注文を受け、厨房へと向かっていく。

ジェフ-0420-ハンバーガー

御当地バーガーをそれぞれ注文「ゴーヤーバーガー」「ぬーやるバーガー」

番号札を渡されしばらく待っていると、ぬーやるバーガーが運ばれてきた。見た目はごく普通のハンバーガーのようだが、バンズの間から黄色い卵とピンク色のスパムが覗いているのが特徴的だ。沖縄の代表的な食材であるスパムと卵を使った、まさに地元ならではの一品。手に取ってみると、ずっしりとした重量感があって、これは満足度が高そうだと期待が膨らんだ。

実際に口に運んでみると、ふわふわの卵の食感が最初に口の中に広がる。卵は半熟状態で、優しい甘みがある。その後からスパムの塩気とうま味が追いかけてきて、絶妙なバランスを作り出している。バンズもしっとりとして柔らかく、全体を上手くまとめ上げている。ヘルシーという表現がぴったりで、朝食にはもってこいの一品だった。重すぎず、でもしっかりと満足感が得られる、まさに沖縄流の朝ごはんといった感じだ。

ジェフ-0420-ゴーヤーバーガー

続いてゴーヤーバーガーがテーブルに到着。こちらは見るからに緑が鮮やかで、バンズからゴーヤーの緑色が存在感を主張している。沖縄の代表的な野菜であるゴーヤーをメインに据えた、攻めの姿勢が感じられるバーガーだ。一口目から、ゴーヤー特有の苦みがダイレクトに感じられる。最初は「おっ」と思うほどの苦さだが、噛み続けていくうちにその苦みがクセになってくる。

ゴーヤーのシャキシャキとした食感が心地よく、その後に肉の旨味が追いかけてくる構成になっている。苦みと肉の旨味、そして他の野菜の甘みが絶妙に絡み合って、複雑で奥深い味わいを作り出している。最初は戸惑うかもしれないが、食べ進めていくうちに「また食べたい」と思わせる不思議な魅力がある。これぞ沖縄の味、という感じで、本土では絶対に味わえない貴重な体験だった。

この店のまとめ

  • ご当地バーガーが味わえる
  • 朝9時から営業
  • リーズナブルな価格
  • 散策途中に気軽に立ち寄れる立地

基本情報

・店名:ジェフ サンライズ那覇店
・住所:沖縄県那覇市壺屋1-1-5
・電話番号:050-5268-9999
・営業時間:9:00〜20:00
・定休日:なし
・予算:1,000円前後
・駐車場:なし

営業時間・定休日に関しては、当時の情報となり政府措置やお店の都合により変わる可能性があります。本記事より極力店舗の電話番号も掲載しますので、事前に確認してから訪問することをおすすめします。

ギャラリー

 

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この記事を書いている人
ひとり

下町生まれの下町育ちで毎日のようにどこかの居酒屋で一人飲みしています。たまには誰かと一緒に飲みに行きたいと思っていますが、約束がすごく苦手なので仲良くさせていただけるのであれば、当日突然誘ってください(^^♪

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ごはん屋沖縄県那覇市
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