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荒川区西日暮里「一由そば」げそ天が大人気!行列の絶えない立食いそば店

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げそ天が大人気!行列の絶えない立食いそば店

西日暮里駅前を歩いていると、今昔の変化を肌で感じずにはいられない。駅周辺は高層マンションが立ち並び、昔ながらの商店街は姿を消し、再開発の波に飲み込まれるように街並みがすっかり様変わりしてしまった。そんな変貌する風景の中で、ひっそりと佇みながらも確固たる人気を誇り続ける名店がある。それが今回紹介する「一由そば」だ。住宅街の路地裏という立地にも関わらず、連日のように行列ができる立食いそばの聖地として、多くのそば愛好家たちに愛され続けている。

店の雰囲気

尾久橋通り沿いから少し入った住宅街の一角。看板を見つけて店の前に立つと、すでに数人の行列ができていた。8坪ほどのコンパクトな店内に足を踏み入れると、まさに昭和の雰囲気そのままの立食いそば店の光景が広がる。カウンター席がメインで、わずか2席ほどの椅子席もあるが、基本的には立ち食いスタイルが中心だ。

壁一面に手書きで書かれたメニューを眺めながら、どれにしようかと迷う。太そばが看板メニューのようで、天ぷらの種類も豊富だ。名物のゲソ天は確実に押さえたいところだが、今回は少し軽めに「紅生姜天ハーフ そば 」を注文することにした。ハーフサイズの天ぷらというのが、食べ過ぎを気にする女性にも優しい心遣いを感じさせる。

一由そば_0922_紅生姜天ハーフ

黒々とした関東風の出汁に、名物の天ぷら「紅生姜天ハーフ そば」380円

注文を告げると、てきぱきとした動作で店主が調理に取りかかる。わずか数分で湯気の立つどんぶりが目の前に置かれた。初めて目にした一杯は、想像以上にボリューム感があった。黒々とした関東風の出汁に、名物のそばがどっしりと鎮座している。そしてトッピングの紅生姜天は、ハーフサイズとはいえ存在感十分で、衣がつゆを吸ってしっとりとした状態になっている。

実際に箸を取って食べてみると、まずその太そばの食感に驚かされる。一般的な立食いそば店のそばとは明らかに違う、もちもちとした弾力のある食感が口の中に広がる。冷凍麺を使用しているとのことだが、それを感じさせない完成度の高さだ。出汁は濃いめの醤油ベースで、関東らしい力強い味わい。そして紅生姜天は、ピリッとした辛さがアクセントになって、つゆの旨味を引き立てている。衣がつゆをたっぷりと吸い込んでいるため、一口噛むとじゅわっと旨味が口の中に広がり、これがまた絶品なのだ。

食べ進めるうちに、なぜこの店に行列ができるのかが理解できた。立食いそばでありながら、しっかりとした食べ応えと満足感を得られる一杯なのである。コストパフォーマンスも抜群で、このクオリティでこの価格は都内では貴重な存在だ。地元の常連さんから観光客まで、幅広い層に愛される理由がよくわかる。

こういう店に出会えると、また足を運びたくなるものだ。次回は名物のゲソ天を必ず試してみたいと思う。読者の皆さんも、西日暮里界隈に立ち寄る機会があれば、ぜひ一度足を向けてみてほしい。きっと期待を裏切らない一杯に出会えるはずだ。

この店のまとめ

  • 24時間営業の立食いそば店
  • 名物の太そばとゲソ天
  • 抜群のコストパフォーマンス
  • 住宅街の隠れた名店
  • 常に行列ができる人気店

基本情報

  • 店名:一由そば
  • 住所:東京都荒川区西日暮里2-26-8
  • 電話番号:03-3806-6669
  • 営業時間:24時間営業
  • 定休日:年中無休(1/1-4及び8/13-15は除く
  • 予算:300円〜500円
  • 駐車場の有無:無し

営業時間・定休日に関しては、当時の情報となり政府措置やお店の都合により変わる可能性があります。本記事より極力店舗の電話番号も掲載しますので、事前に確認してから訪問することをおすすめします。

ギャラリー

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この記事を書いている人
ひとり

下町生まれの下町育ちで毎日のようにどこかの居酒屋で一人飲みしています。たまには誰かと一緒に飲みに行きたいと思っていますが、約束がすごく苦手なので仲良くさせていただけるのであれば、当日突然誘ってください(^^♪

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