千葉県船橋市「寅屋 本町店」鮮度のいいもつ焼きが食べられる立ち飲み酒場

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鮮度のいいもつ焼きが食べられる立ち飲み酒場

最近よく訪れる街、船橋。考えてみると千葉県の中では1、2を争う酒場の多い繁華街だったりする。電車も三路線が乗り入れており、便利な街だと思う。従って、通勤、通学で乗り換える人も多く、必然的に多くの飲食店が存在する。この日は京成船橋駅から数分の路地を入った先にある「寅屋」というもつ焼きの店へ。

店の雰囲気

扉を開けると、焼き台を囲むようにカウンターがあり、また周囲の壁に沿ってカウンターがあった。全部で20名も入れば一杯になる小さな立ち飲み店。が、かなりの人気店で週末は昼から多くの客で賑わっている。ファーストオーダーはハイボールとタン刺し

うっすら琥珀色に染まった原液に開けたての炭酸を入れて作る「天羽ハイボール」360円

 

いわゆる下町ハイボール。店によっては独自の配合で原液を作られて提供している居酒屋もある。綾瀬の「駅前酒場」はその典型的なお店。寅屋は炭酸が別に添えられるので、自分好みの濃さで飲むことが出来る。それと一緒に提供されたこれも。

うっすらと赤みの残り絶妙な半生状態がキープされた「タン刺し」360円

 

もつ焼き屋で色んな刺身を食べてきたけど、ここまで仕上がった刺しを食べたことはなかった。口当たりの良い厚さにスライスされたタンは口に入れると、ちょうどよい歯応えがあり、肉の旨味がいっぱいに広がり、何皿でも食べたい欲が溢れてくる。この店のつまみはすべて360円。これがこの価格で食べられるのは嬉しい限りだ。続いて串物もオーダー。

おとなし目の歯応えだが、肉の旨さを主張する「ハツ焼き」360円

 

はつは心臓の部分。コリコリとした食感が旨い。焼き物は基本的に塩一択。肉のうまみがダイレクトに伝わるし、塩加減が足りなければ自分で足すことも出来るから。飲み物を追加でオーダー。

噛めば噛むほど肉の旨味がじゅわっと広がる「カシラ焼き」360円

 

カシラとはこめかみから頬にかけての部位。頭部の肉の中では最もおいしい部位といわれ、やや固めの食感と強い旨味が特徴。噛むたびに良い脂が染み出してきて口の中に美味しさが広がっていく。

一口飲むだけでこの飲み物が危険だとわかる「梅割り」360円

 

もつ焼きと言えば梅割り。下町では良く見かけるがこの店にもあった。コップには97%位焼酎が注がれて残り2%の梅エキスが注がれる。数杯飲むだけで酩酊レベルまでイケてしまう超ストロングな飲みもの。そしてもつ焼き屋では外すことが出来ない一品もオーダー。

じっくり煮込まれ、口の中に入れた瞬間溶けてなくなってしまう「もつ煮」360円

 

好みによってどこのもつ煮込みが良いというのは意見の分かれるところだが、オーソドックスなシロがじっくりと煮込まれたこの店のもつ煮は口の中に入れた瞬間溶けて無くなってしまうほど柔らかい。

立ち飲みのもつ焼きでこれだけのクオリティーはなかなか無い。色々なもつ焼きを食べてきたが、いままでで一番美味しいと感じる店。成田に本店があるようで、そちらもそのうち伺ってみる予定。尚、本町店は日曜日12:00から開店しているので遠征組に嬉しい限りだと思います。とても美味しいもつ焼きが食べられるので船橋に来ることがあればぜひ立ち寄ってみてください。

 

この店のまとめ

  • 立ち飲みのもつ焼き屋
  • 一皿どれでも360円
  • 梅割りを複数杯飲む時は気を付けて
  • 全面喫煙OK

 

基本情報

  • 店名 : 寅屋 本町店
  • 住所 : 千葉県船橋市本町4丁目42−5
  • 営業時間 : 15:00-22:00(火-金) , 12:00-21:00(日)
  • 定休日 : 月曜日
  • 予算 : 2,000円

営業時間・定休日に関しては、当時の情報となり政府措置やお店の都合により変わる可能性があります。本記事より極力店舗の電話番号も掲載しますので、事前に確認してから訪問することをおすすめします。

 

ギャラリー

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この記事を書いている人

下町生まれの下町育ちで毎日のようにどこかの居酒屋で一人飲みしています。たまには誰かと一緒に飲みに行きたいと思っていますが、約束がすごく苦手なので仲良くさせていただけるのであれば、当日突然誘ってください(^^♪

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