おふくろの味を安く楽しめる居酒屋
綾瀬の昼飲みは早い。上野や赤羽など早いところでも８時や９時というのが大半だと思うが、この店は朝の６時から店を開けている。数年前までは朝の３時に開店していたというから驚きだ。そんなここ足立区綾瀬は自分が長年住んでいた地域でもあり馴染みの店がいくつかある。
店の雰囲気
店の引き戸を開けるとカウンターに７名くらい、２人かけのテーブル席が３つほどでそれほど大きくない居酒屋。灰皿やおしぼりは右側カウンター置いてあるので必要なら自分で取るシステム。基本２人体制でのオペレーションだが、時間帯によっては１人で切り盛りしている場合があるので、その位のことは自分でやることになる。ファーストオーダーはホッピー。
ホッピーセット(380円)
やっぱり東京下町にホッピーが良く似合う。自分の体調に合わせて、濃くしたり薄くしたりできるし、焼酎をプリン体ゼロのホッピーで割って飲むので痛風などを可能な限り避けられるので、ビールよりはこちらを頼むことが多い。店員さんは飲んでいるお客を自由にしてくれているので自分の時間に浸って、酒が飲めるのがこの店の良いところ。一人飲みには最高の店だ。テレビを見ながら「ぼおーっ」と飲むなら、綾瀬では最適な店だと思う。おつまみに玉子焼きをオーダー。
玉子焼き(220円)
ここの玉子焼きは「プレーン」「甘いの」「醤油」と３つの中から味が選べる。自分はいつも「甘いの」を注文して、七味唐からしをたっぷり、それにしょうゆをかけて食べるのが好きだ。出し巻き玉子というメニューは、どこの居酒屋でもだいたいあるけど、こういう普通の玉子焼きを食べられる店はそんなに多くないと思う。続いて串焼きをいくつか注文
ナンコツ(120円) / レバー(100円) / 砂肝(100円)
メインのつまみとしては焼き鳥があるのだけど、この店の唐揚げはとても美味しい。全てのメニューがかあちゃん達の手作りでこの唐揚げも予め下味に漬け込んでおいた鶏肉を揚げてくれる。そして、つまみの殆どは５００円以下で一人飲みに適した量になっている。おススメは甘い玉子焼き・唐揚げ・きぬかづきなど。いろいろ酒場を飲み歩いているが、ここの店の唐揚げはかなり旨い。自分が知っている居酒屋の中では２番目に美味しいと思う。因み１番は同じ綾瀬にある「味安」という定食屋兼居酒屋。
常連さんも優しいし、営業時間が長いでのどんな人にも使い勝手の良い居酒屋。ゆっくりと飲んでいてもせかされることもない、とても良い居酒屋なので一度はぜひ。
この店のまとめ
- 綾瀬で一番営業時間の長い居酒屋
- 唐揚げがとても美味しい
- おつまみは手作りで全てが美味しい
- もちろんホッピーが飲める
基本情報
- 店名 : 立ち吞み処 かあちゃん
- 住所 : 東京都足立区綾瀬1-38-14
- 営業時間 : 6:00-23:00
- 定休日 : 無休
- 予算 : 1,500円以内
この店に関するリンク
ギャラリー
訪問記録（都度書き足していきます）
頼んだもの : ホッピー×2・玉子焼き・串焼き
感想 : 久しぶりの訪問。懐かしい常連さんが今でも通っていらして懐かしく思った。そして以前勤めていたパートのお母さんたちは皆いなくなっていて、中国系の方が「ママさん」と呼ばれていたのでオーナーが変わったのかも知れない。
日付 : 2017/3/10
頼んだもの : ホッピー×３・唐揚げ・玉子焼き
感想 : 名古屋に引っ越してしまったので何か月ぶりかの訪問。若い店員さんの方は辛うじて覚えてくれていたみただけど、かあちゃんは自分の事はすっかり忘れていた。唐揚げは相変わらず美味しい。
日付 : 2016/9/8
頼んだもの : ナスの味噌炒め（380円）・ゲソ天（280円）・ホッピー×３
感想 : 木曜日と言えば「かあちゃん」の日。なぜかと言われると「きよし」の定休日だから。テーブル席が空いていても基本的にぎゅうぎゅう詰めなカウンターに押し込まれるが、両隣の人（自分も含めて）空気読めて気を遣ってくれる人なら良いのだけど、そうじゃ無い場合もあるよね。
頼んだもの : ホッピー×３・唐揚げ
感想 : 日曜の夕方だというのに満席御礼。上野・鶯谷で唐揚げを食べるのを我慢してここまでたどり着きました。「肉の大山」→「信濃路」→「かあちゃん」と梯子して次はサウナに行こうと思っている。楽しい日曜日になりました。