北千住の呑み横から少し路地を入る。そこはノスタルジックではディープなエリアが未だある。こんな道に入ったら、怖いお兄さん達が現れて、
「へい、へい、坊主!お金貸してくんないかなぁ?」
と言われそうな路地。昭和の刑事ドラマで一世風靡した、「太陽にほえろ」のワンシーンの様な世界。そんな路地にちょっと気が抜けちゃいそうな看板、それが「笑店」だ。
「笑点」と「笑店」こりゃ、店の中は笑いが絶えず、大喜利でも始まるのではないか?と思いつつ引戸を開けるとそこはL字カウンターだけの小さなお店。6名も入れば店は満席だ。
店内は本当に古い。昭和。昭和の良き時代を体感する事が出来る。
そしていくつかのツマミを頼み、酒を飲み進めると、誰からとなくカラオケが始まる。そして端っこの人から順番に100円払って曲を入れていく。これって、
俺にも順番回ってきちゃうんじゃないのーーーー!!!(゚o゚;;
遡る事10分前。ここで旨いと評判の蕎麦を頼んでだ。
「注文してから30分はかかるよ。注文受けてから蕎麦を打つからね。」
と言われていた。後、20分で蕎麦が到着するはずだけど、このままだと
カラオケの順番が先に回って来んじゃねーの???(°_°)
一緒に頼んでいた天麩羅盛り合わせが提供される。蕎麦の打ち上がりももう直ぐなのだろう。カラオケの順番が来るまでに後、二名。別にカラオケは嫌いでは無いけど、初老の方々が歌っているのは聞いた事も無い様な軍歌っぽい物や、間奏に長いセリフがある様な唄。こんな雰囲気さなか、
B’zとか歌うわけにはいかないよなーーー(汗)
その心配をよそにタッチの差でもり蕎麦が提供される。蕎麦と天麩羅をがっついている自分は当然の様にスキップされて、周回2回目に入っていった。
居酒屋でカラオケ歌うのはどうかな?とは思うけど、本当に良い昭和の居酒屋という感じがした。小料理屋のようにツマミも色々と揃っているし、値段もリーズナブル。蕎麦も打ち立て・天麩羅は揚げたてですごく美味しい。今度は昭和30年代の歌を練習してから再訪を試みようと思う。
この店のまとめ
- 店内は狭く6名くらいで満席
- カラオケが1曲100円で歌えるシステム
- 小料理屋のようなツマミがあってどれもリーズナブル
- 手打ち蕎麦が自慢の一品
- 蕎麦は注文から打つ始めるので30分程かかる
基本情報
この店に関係するリンク
なし
訪問記録(都度書き足していきます)
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