名古屋堀田「どての品川」名古屋めしの代表格 “どて”が安くて美味しい老舗の立飲み居酒屋

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安くて美味しい老舗の立飲み居酒屋

名古屋にきてから様々な店で「串カツ」と「どて」を食べてきた。名古屋の居酒屋では定番のつまみが最近お気に入りでもある。様々な居酒屋でそれは食べられるが、総本山ともいえる店にまだ行ったことが無かった。
昭和34年に創業したその店は、駅から少し歩いた下町っぽい場所にある長屋の一角。歩いてみてわかったのは東京でいうところの墨田区京島のような場所で、飲み屋街とは正反対の場所にある。

店の雰囲気

開店前30分に店の前に到着するも行列は無かった。開店前から結構並ぶことが多いと聞いていたけど、「そうでもないのだね」と思い、近くのコンビニで時間をつぶしていた。
そして開店5分前に訪れるとそこには行列が出来ていて8人目として並ぶ。

17:30定時となり開店準備が行われる。長屋前のドアを開け、トタン板をカウンター頭上開き、簡易的な屋根付き立飲みスペースを作る。そして並んでいた順番に立飲みスペースへと促される。自分は8番目ということで店内入口の横スペースにギリギリ滑り込むことが出来た。店内には、テーブル席・小上がり席があるが、この日は予約でいっぱい。殆どの日は予約で店内が埋まってしまうらしい。カウンターに立ち、しばらくすると銀の小皿が配られ、ドリンクオーダーを聞かれる。ファーストオーダーは瓶ビール。

アサヒスーパードライ 大瓶 と(600円)どて(90円/本)

ビールが運ばれてきた後は、カウンター前にある鍋から好きなように串を取る。鍋は2つあり、一つは味噌でもう一つは醤油味になっている。自分は端っこだったので、鍋の前に立っている人にお願いしてスペースを開けてもらい、串を取って銀の皿に乗せては、自分の場所に戻って食べていた。途中からは向こうまで取りに行くのが面倒になり、近くの人にお願いして取ってもらっていた。(笑)

カウンター前の風景

初めての店で勝手が分からず

「串カツ注文してもいいですか?」

「揚がったらそこに(バット)に入るから勝手に取って食べて」

と言われた。カウンターから手を伸ばせば届くところのバットがあり、揚げたての「串カツ」が次々と置かれていく。カウンターの客は自由にそれを取って食べるシステムになっていて味付けは、二度付け禁止のウスターソースをつけるか、目の前にある2種類の鍋のどちらかにドボンと漬けて食べる。

串カツとレバー(いずれも90円/本)

普通のもつ焼きも、目の前に並べられるのかな?と思い焼けるのを待っていたが、焼けたもの全てが鍋に投入されてしまい、しょうがないのでそれをサルベージしてもらっていた。多分、普通のもつ焼きは個別にオーダーしなければいけないのだと思う。

後ろに並んでいる人が多くいるので、飲んだり・食べたりをゆっくりすることが出来なかった。特に自分が立ったポジションは待っている人の目の前となり落ち着かない。元々長居するつもりもなかったのでお会計をした。会計は串の本数を数えるスタイル。計算機ではなく、そろばんを使うのは、脂ですぐ壊れてしまうからだそうだ。ビール一本に串が6本で1,140円、とても安価な設定で毎日満席なのはうなずける。そして名古屋で食べたどての中では一番美味しかった。駅から少し歩くのが少し難点だが、時間をかけて行っても一度は食べてみて欲しいと思う。

この店のまとめ

  • 人気店なので並ぶ可能性大
  • 店内で座って食べたいのであれば予約を
  • 鍋やバットから勝手に取って食べるスタイル
  • お会計は串の本数で行う

基本情報

  • 店名 : どての品川
  • 住所 : 愛知県名古屋市瑞穂区下坂町1-23
  • 営業時間 : 17:30-21:00
  • 定休日 : 日曜日
  • 予算 : 1,500円

この店に関係するリンク

なし

ギャラリー

訪問記録(都度書き足していきます)

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感想

この記事を書いている人

下町生まれの下町育ちで毎日のようにどこかの居酒屋で一人飲みしています。たまには誰かと一緒に飲みに行きたいと思っていますが、約束がすごく苦手なので仲良くさせていただけるのであれば、当日突然誘ってください(^^♪

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