池袋の駅近で朝から飲める!カウンター中心のひとり飲み居酒屋
月に1回程度、会社で有給休暇を無理にでも取らないといけない時がある。あまり平日に休んでも目的が無い時はだいたい朝からお酒を飲んでいることが多くて、そんな日は池袋に繰り出してこの店にくることが多い。池袋って街は少し中途半端。渋谷ほど若者はいないし、かと言って新宿ほど栄えていない。山手線の駅の中でも微妙な立ち位置の街。ただ、それだけにこの街を訪れる人は様々で、どんな人でも受けいれてくれる感じがすごくいいと思う。
店の雰囲気
池袋西口公園(通称:ウェストゲートパーク)にほど近い、路地を入ったところに「ふくろ」はある。入口は2か所あって、2本の路地から入ることができて、引き戸をがらっと開けると朝の9時だというのにほぼ満員御礼な店。カウンターには40人程が座れ、来ているお客さんも老若男女とバラエティーに富んでいる。学生らしき3人組や、若い女性の一人飲み、ご隠居など多種多様な人が平日朝から飲んでいる。

日替わりメニューでは刺身も多い「平目の刺身」600円
自分は平日休みが取れたときには朝から行くことが多い。平日の休みは不定期で自分が取りたい時に取れるのだが、必ずと言っていいほど、いつも同じご隠居らしき方がいらっしゃる。そしてケーシー高峰ばりの全開トークをいつも繰り広げている(笑)僕はそれを見ながら、病院の待合室を楽しみにする老人よりも、ああいう風になれたらいいなと本気で思っている。

店内にはたくさんのメニューが並ぶ
店内には沢山の短冊メニューで埋め尽くされていて種類も豊富だし、値段もピンからキリまであるので自分の懐具合と相談しながら注文することができる。自分の場合は刺身や天ぷらを頼むことが多い。値段はまぁまぁなレベルだが、鮮度や旨さは申し分ないので非常に満足している。

酒場で食べるとなぜかうまく感じる「ハムエッグ」
尚、毎月8日にはツマミ全品半額デーなんて事もやっているので安く飲みたい人はそれを狙っていくと良い。また、ここではホッピーを飲むことが多いが、注文するとアイスペールが置かれ、焼酎の小瓶とホッピーが提供される。よって作り方は自由自在。氷抜きだってできるし、アメリカンタイプの薄いやつ、致死量レベルの濃いやつなど、自分のコンディションに合わせて作れるところが良いと思う。アイスペールは隣の方と一緒に使うので必然的に会話も生まれてくる。

この大都会池袋に朝から飲めるこういう居酒屋があるのはいいことだと思う。タクシー運転手さんの夜勤明けだったり、大学をさぼったであろう学生が飲んで盛り上がっていたりする。そして自分はそんな風景をみながら、ホッピーを一人黙々と飲んでいる時間が至福の瞬間だったりする。
この店のまとめ
- 朝8時からの営業でその時間でも混んでいる
- 常連さんがめっちゃ元気で全開トーク
- 毎月8日はツマミ半額デー
- ホッピーは自分で好きなように作れるタイプ
基本情報
- 店名 : ふくろ
- 住所 : 東京都豊島区西池袋1-14-2
- 営業時間 : 8:30-22:15
- 定休日 : 無休
- 予算 : 2,500円以下
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