横浜に残る市民酒場は昭和にトリップできる異空間|みのかん-横浜市-神奈川駅

横浜地区に残る市民酒場というものを知っているだろうか?

戦時下、酒は貴重な物で販売量や配給量に厳しい制限が設けられていたらしい。その当時のルールを守っていては到底商売が成り立たなくなり、闇市で高値で売ったりすることが横行していた。それに見かねた行政が3店舗を1つのグループとして経営させる制度が、市民酒場だ。3店舗を1グループにすることで他店からの目が光るので不正な売買などが出来なくなるという仕組み。今現在はそのような制度は無くなってしまったけど、今でも屋号の中に「市民酒場」とつく店舗は横浜に3店舗のみ残っていると聞く。

以前からネットで拾い読みしたり、Twitterのフォロワーさんから紹介されたりして行きたいと思っていた。なかなか都合が合わなかったので、1年越しでその願いが叶ったことになる。実は「みのかん」の最寄駅から5つ離れたところに同僚が入院していて、そのお見舞いの帰りに行ってきたのである。もちろん「みのかん」へ行くことが目的ではなくて、

お見舞いが目的です!!!!(-“-)

駅に着くと祭りがやっていて、人出が少し多くなっていた。それでもごった返しているという感じでは無い。駅の作りも物悲しくて細いホームに改札が一つ。もちろん急行などは止まらない。

お目当ての店はかなり駅から離れていて、住宅街をぐんぐんと突き進む。本当にこんな場所に酒場があるのか?と何回もGoogle Mapを見直した。坂を登ったり、下ったりしながらやっと到着したのが「市民酒場 みのかん」だ。

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◆渋い外観

店の前には迎車のタクシーが横付けされていた。ギャンブルで買った客でもいて次の店に行くために呼んだのであろう?と思ったが、中から出てきたのは泥酔し抱えられたご老人。タクシーに乗せられて強制退去の様だ()

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◆キリンラガービール

店内には先客が2名。客の話声と店主とおかみさんの話声しかしない。テレビも無ければ、ラジオもない。時間が止まっているかのような店内。ファストオーダーは瓶ビール。

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◆お通しのおでん(無料)

ビールを飲みながらツマミを選ぶ。と言っても数えるほどしかない。取り敢えずはお通しの「おでん(無料)」をつまみながら吟味をする。本当に静かだ。。

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◆メニューは本当に少ない

数少ないメニューから「きんぴら」をオーダー。太目に切られたきんぴらは歯ごたえがあり薄味。

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◆きんぴらごぼう 200円

その後、若いカップルが入ってきて、ヒソヒソしながら写真を撮りまくっていた。何か店の古さをあざ笑うような会話にちょっとムッとした。メニューを右から左まで一気に頼み「これしか無いんだねーアハハ」と笑っていた。心の中で「こんな奴らはチェーン店で呑んでる方がお似合いなのにな」と思った。なんだかこういう客に腹立たしかったし、店主とおかみさんも喧嘩を始めてしまい、ゆるく流れていた空間が一気に喧噪へと変わってしまったので店をを出ることにした。

一瞬だけだったけど、昔の時代にトリップできたような気がした。自分のオヤジも若い頃はこういう酒場で仕事の疲れを癒していたのであろう。

 

この店のまとめ

  • 横浜の3軒残る市民酒場の1つ
  • 雰囲気たっぷり、昭和は残る店内
  • メニューは少な目
  • お通しは無料

基本情報

  • 店名 : 市民酒場 みのかん
  • 住所 : 神奈川県横浜市神奈川区青木町10-13 →Google地図で場所を確認
  • 営業時間 : 10:00-20:00
  • 定休日 : 日曜日
  • 予算 : 1,000円以下

この店に関係するリンク

なし

訪問記録(都度書き足していきます)

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